音楽を奏でる[楽しみ]
生徒さんそれぞれに、ピアノを習おうと思う動機は異なります。ですから、お一人ずつ丁寧にレッスンをすすめています。
どんな動機であろうとも、私が大切にしているのは『演奏を楽しむこと』
ピアノを弾くことは、自発的な表現のひとつ=アウトプットです。やらなければならないことをこなしていくことではありません。
それぞれの〔感性〕が発揮され、それを音にのせたとき、どんな世界が広がるのか。私もいつもワクワクしながら生徒さんの演奏を聴いています。
楽譜が意味するものを読み解く力
音符や記号が音として響いたとき、そこにどのようなものが描かれるのか、
そして、作曲家はどのような意図をもって書いたのか、
それを想像して、解釈して、
ご自分の感性や経験と交えながら演奏できるように。
合理的な奏法と効果的な練習方法をお考えいたします
大人になると誰でも指の動きは鈍くなります。
これは、毎日相当な時間を弾いているプロのピアニストでも同じことです。
それでもピアニストは弾き続けていられるのはなぜでしょう。
ピアノは指の動きだけで弾く楽器ではありません。
その動力は全身にあります。その全身の動きや重さを効率的に伝えてこそ、
楽器を自由に、そして長く弾くことができます。もちろんある程度の指の動きがスムーズになるよう、練習は必要です。
ただしその指の動きだけに頼らず、合理的な奏法で演奏できるようご指導いたします。そして、いくつになっても練習時間をとることは難しいものです。
十分な時間がとれなくても、効果的な練習方法を身に付けることが上達の助けになります。
大人だからこそ、よく考えて練習をすることができます。
レッスンの中で一緒に反復し、練習方法も身に付けてください。
レッスンのペースはそれぞれです
大人のレッスンは月の回数を定めていません。
毎週通ってくださる方もいれば、月に1度の方も。
それぞれのペースで進めていきましょう
ご希望の方には「ホールレッスン、ホール練習」
緊張するので発表会には出たくない・・・でもホールで弾いてみたい。
そう思われる方もいらっしゃると思います。
大人の方だけを対象としたホール練習や、ホールでの個人レッスンを企画することも可能です。レッスンの中でどうぞお気軽にご相談ください。
大人になってから始めるピアノ
ご経験者の方だけではなく、大人になってから始める方のレッスンもおこなっています
様々な方のご指導をさせていただいています
「子供のころ習っていたピアノを再開したい」
という方が多いのは事実ですが、
これまでの生徒さんの中には初めて習うという方もいらっしゃいました。
はじめるタイミングは人それぞれです。
大人からでは弾けない?
よく言われるのは、子供のころから弾き続けていないと指が動かないということ。
これは嘘ではありません。確かに骨格の発達期にピアノを弾いておいた方が、より柔軟に動くと感じます。
ただ、指先で触れるのが鍵盤であって、指1本1本がバタバタと動きまわることだけで演奏するわけではありません。
日常的な動作も取り入れながら、おひとりおひとりに合った演奏法をお考えします。
楽譜が読めない
音の高さとリズムを楽譜から読むことは、実はそんなに難しくありません。
音の高さが高くなれば音符が上に、低くなれば下に。
音の長さも、長い音符ほど間隔をあけて書かれているのが通常ですから、意外と直感的にわかるものです。
「楽譜を読めるようになりたい」という方には、きちんと読み方をお教えします。
ちなみに、楽譜をあまり読みたくない・・・という方も通ってくださっていますよ
クラシックを基本にお好きな曲で
私の専門ジャンルはクラシックなので、基本的にはクラシックの曲をレッスンに使用します。
ただ、好きな曲というのは上達に欠かせません。
その方に弾きやすい形に編曲することもできますので、どうぞご相談ください